言うまでもなく、国語はすべての教科の基礎です。
それゆえ、小学校時代の国語の勉強は重要で、とりわけ国語の読解力や、記述力はとても大事です。
就学前、言葉の覚え初めの頃の子は、耳にした言葉を何度も繰り返して、それを面白がっていますね。いわゆる“猿まね”です。この反復が、言葉を覚える重要な練習になってます。
そして、覚えた言葉を使うと、周りの大人が驚いたり、喜んだりしてくれます。そうした反応を感じて、言葉を覚えて使うことを楽しいと思うようになります。
小学校時代になっても、興味をもってやれるので、おおかた漢字も九九も無理なく覚えられますし、本読み練習も面倒くさがらずにできます。
指導を通しての経験ですが、文章の読解力に優れた子は、何かを理解し、覚えるときに論理的に考えられます。違う立場で考えてみたり、他人の気持ちをくみ取ったりすることもできます。そして、音読や書き取り練習をしても、その効果が高く、どんどん身につきます。
ところが、読解力に乏しい子は、音読も書き取りも、ただ活字を追う単純作業になってしまって、一生懸命やっているのですが、なかなか理解できず、覚えられません。
これは、文章を見て、パッと場面や内容をイメージできるかどうかの差ではないか、と考えています。
読解力というのは、さほどに、書かれた文字と脳の中の思考回路と結びつける、大事な能力です。

読解力をつけるのは、何と言っても読書です。
昭和世代の子は、「テレビばっかり見てるんじゃないの!」と怒られつつも、それなりに本を読みましたし、本を読まない子でも、マンガくらいは読んだものです。
いま、アニメ好きの子たちには、マンガを読まないでアニメだけ、という子が多いですね。ネットゲーム、ネット動画が大好きな子では、ドラマも映画も見ない、という子すら増えています。「文字を読む」以前に、「話の流れを追って、登場人物の心情をおしはかる」ということが苦手になってしまっています。
読解力を伸ばす、ということが、社会環境の変化で、大変困難になりつつあります。
国語の勉強はすぐに結果に結びつかず、点数を上げるには時間がかかるので、いろいろな勉強をしなければならない中で、国語はついつい後回しになりがちです。
ステップでは、国語にも力を入れようとしていますが、中学生ともなると、学習時間が限られている場合、数学や英語を優先せざるを得ません。
しかし、しっかり時間をかければ、読解力は確実に向上します。その時期は、早ければ早いほど効果的です。
読解力に弱点があるときは、塾にお時間をいただきたいです。